2019年05月の税務ニュース
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軽減税率対策補助金制度の活用について
2019年10月の消費税の増税とそれに伴う、消費税軽減税率制度の実施が予定されており、事業者にとってはその対応も含めて大きな負担となりそうです。
今回は、軽減税率対策補助金の制度についてご紹介します。
軽減税率対策補助金(中小企業・小規模事業者等消費税軽減税率対策補助金)は、消費税軽減税率(複数税率)制度の導入に伴う対応が必要となる中小企業・小規模事業者が、複数税率対応レジの導入や受発注システムの改修などを行う場合に経費の一部を補助する制度です。
その中のひとつに「複数税率対応レジ導入支援」があり、レジの買い替えや改修等の費用の一部に補助金が支給されます。
現在使用しているレジに「複数税率対応機能」があり、他の複数税率対応レジに買い替える場合は対象外となりますのでご注意ください。
使用しているレジが対応しているかどうかはメーカーにご確認ください。対応していない場合は補助金の対象となる可能性があります。また、複数税率対応レジの導入、改修、支払いについては9月末までに終えている必要があります。
対象となる方は活用を検討されてみてはいかがでしょうか。